エチルビニルエーテル
| 分子式: | C4H8O |
| その他の名称: | エトキシエチレン、Ethoxyethene、Ethoxyethylene、Ethyl vinyl ether、ビナマル、Vinamar、EVE、Ethyl ethenyl ether、Ethenyl ethyl ether、3-Oxa-1-pentene、Vinyl ethyl ether、Vunyl(ethyl)ether、2-Ethoxyethene、1-Ethoxyethene |
| 体系名: | ビニル(エチル)エーテル、2-エトキシエテン、1-エトキシエテン、エチルエテニルエーテル、ビニルエチルエーテル、エテニルエチルエーテル、エチルビニルエーテル、エトキシエテン、3-オキサ-1-ペンテン |
エチルビニルエーテル
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 07:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動| エチルビニルエーテル Ethyl Vinyl Ether[1][2] |
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|---|---|
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別称
エトキシエテン
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| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 109-92-2 |
| 国連/北米番号 | 1302 |
| RTECS番号 | KO0710000 |
| 特性 | |
| 化学式 | C4H8O |
| モル質量 | 72.11 g mol−1 |
| 外観 | 無色の液体 |
| 匂い | エーテル臭[3] |
| 相対蒸気密度 | 2.5 |
| 融点 | -115 °C, 158 K, -175 °F |
| 沸点 | 36 °C, 309 K, 97 °F |
| 水への溶解度 | 9g/l |
| 有機溶媒への溶解度 | エーテル、エタノールに可溶[2] |
| 危険性 | |
| NFPA 704 | |
| 引火点 | −46 °C (−51 °F; 227 K) |
| 発火点 | 202℃ |
| 爆発限界 | 1.3-28% |
| 半数致死量 LD50 | 8160μl/kg(ラット、経口) |
| 関連する物質 | |
| 関連するエーテル | ビニルエーテル ジエチルエーテル |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
エチルビニルエーテル(Ethyl Vinyl Ether、エトキシエテン(ethoxyethene)とも)は、エチル基とビニル基が結合したエーテルの一種である。
用途
安全性
引火点は-45℃と低く、このことから日本の消防法ではエチルビニルエーテルを危険物第4類の特殊引火物と定めている。熱や光の照射、過酸化物などの重合開始剤との接触により重合反応が生じることがある[2]。爆発性の過酸化物を生じることがある。また、本剤と空気との混合蒸気は爆発性を持つ。本剤の吸入により麻酔作用が生じる[3]。
脚注
- ^ 国際化学物質安全性カード ビニルエチルエーテル ICSC番号:1261 (日本語版), 国立医薬品食品衛生研究所 2017年4月19日閲覧。
- ^ a b c 製品情報(東京化成工業)
- ^ a b c 製品安全データシート(安全衛生情報センター)
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