エチュードを体系的にはやってこなかった
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:10 UTC 版)
「山下和仁」の記事における「エチュードを体系的にはやってこなかった」の解説
クラシック・ギターのメソッド体系では、中級者以上の場合、マッテオ・カルカッシ「25のエチュード」Op. 60や、ソル「20のエチュード」(セゴビア編)の習得が必須である。これは全世界で共通しているオーソドックスなものだが、山下は父がギター教師で、父の運営する長崎ギター音楽院も生徒に対してカルカッシとソルを体系的に指導しているにもかかわらず、山下自身はこれらエチュードの類をほとんどやらなかった。 「禁じられた遊び」の後、ルイゼ・ワルカー「小ロマンス」、ヴィラ=ロボス「前奏曲第1番」、ソル「魔笛の主題による変奏曲」Op. 9、同「グラン・ソロ」Op. 14、そしてJ・S・バッハのシャコンヌという順序で、自分が弾きたい曲だけを選んで取り組んだという。
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