エコロジーを意識した風船について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 15:42 UTC 版)
「風船飛ばし」の記事における「エコロジーを意識した風船について」の解説
1990年代初頭の日本国内の風船飛ばしの自粛の動きにより、自然環境に配慮した風船飛ばしに適した新素材の風船の開発が続々と進んだ。 1998年の長野冬季オリンピックの開会式典で飛ばされた風船工房「匠」の紙にポリビニルアルコール(PVA)を配合した「ハト風船」をはじめ、同様に紙製のヘイワ原紙の「エコ風船」や日本通酸の「エコバルーン」、ポリオレフィン樹脂に部分生分解性プラスチック(TDPA)を配合して作られた「エコロヴィー」、オブラート製で水に溶ける「オブラート風船」やそれに草花の種が封入された夢ふうせんの「フラワーメール」など様々な環境に配慮した風船が市販されており、東京の増上寺で大晦日のカウントダウンで飛ばされるオブラート風船は毎年恒例になっている。 そのほか環境に配慮した石けん水とヘリウムガスで浮揚性の微細の泡を発生させ、空中に大きなロゴの形の泡を飛ばすフロゴ(Flogo)といわれる演出用アトラクション装置が登場している。
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