エクスペル人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/31 09:33 UTC 版)
惑星エクスペルでは、他者の傷を癒したりする効果を持つ「回復」の紋章術は、レナしか扱う事が出来ない。この時代のエクスペルでは紋章術は一般的に知られているが、一部の紋章術に詳しい者以外ではそれが紋章術の一種だとさえ認識するに至らず「特殊な能力」として扱われており、回復の紋章について知る者は一人も居ない。 この事は、レナがエクスペル人とはどこか違うと言う事を序盤から匂わせる伏線であるが、詳しい理由については語られていないため、不明である。 単にネーデ以外の場所では紋章のパターンが未発見、もしくは失伝しているだけ この場合は、遥か昔にはネーディアン以外でも回復の紋章術を扱う者が存在した可能性もあり、紋章を知れば他のエクスペル人でも回復の術が扱えるようになる事になる。 エンディングパターンの一種では、レナとセリーヌが回復の紋章術を一般化させるために研究している場面がある。 また、エクスペルのクロス洞穴で発見された古文書に『遥か昔に存在した神々の楽園』としてネーデの名が出てくると語られる場面もあり、過去、エクスペルにネーディアンの末裔が移住していた可能性も考えられる。 元々回復の紋章がネーディアンのDNAの中にしか存在しない 回復の紋章がDNAと言う形態を取らなければ書き表す事が出来ないものであるか、もしくはDNAを読み解いて紋章に表す事が実現できないかのどちらか。前者である場合、ネーディアンやネーディアンとの混血など、そのDNAを持つ人間が絶滅してしまうと、その惑星から回復の紋章が完全に失われる事になる。後者であればDNAを読み解いて現実のものとする可能性は残されているが、やはりそれらの人間が死ねば失われてしまう事になる。 ただし、『SO3』でクラウストロ人であるクリフ、ミラージュも『コモンサポートスペル』というスキルを習得することによって回復術を使えたことから、平易な回復術ならネーディアン以外でも使用できると思われる。
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