エキシマレーザー
生体組織に熱変性(やけど)をほとんど起こすことなく正確に切開・切除ができる特殊な高エネルギーの医療用レーザー。レーシックを初めとする視力矯正手術で用いられます。もとは白内障や眼底手術のために開発されました。1995年10月、アメリカでFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けて、このレーザーがレーシック手術で使用されるようになると、レーシックが広く行われるようになりました。現在、世界の様々なメーカーが製造しており、メーカーにより3タイプの照射方法があります。Excimer という言葉はExcited dimerという言葉(励起された2量体という意味の物理化学用語)から生まれた造語です。高い光のエネルギーによって、角膜組織の分子の結合を切り離し、気体に分解することによって、切開・切除を行います。このレーザーの波長は角膜組織でほぼ吸収されてしまうので、ほかの組織を傷つけることはありません。
エキシマ‐レーザーと同じ種類の言葉
このページでは「レーシック用語集」からエキシマ‐レーザーを検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からエキシマ‐レーザーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からエキシマ‐レーザーを検索
Weblioに収録されているすべての辞書からエキシマ‐レーザーを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からエキシマ‐レーザーを検索
- エキシマ‐レーザーのページへのリンク