ウェルシュきんとは? わかりやすく解説

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ウェルシュ菌

読み方:ウェルシュきん
別名:Clostridium perfringens
英語:Welch bacillus

食中毒引き起こすことで知られる一種嫌気性桿菌で、芽胞増殖細胞)と同時にエンテロトキシン呼ばれる毒素生成する

ウェルシュ菌は自然界幅広く存在しており、ヒト体内にも常在する料理などの中で大量に増殖し体内取り込まれ場合に、食中毒引き起こしやすい。

ウェルシュ菌は大量に調理され作り置きされる食品の中で特に増殖しやすい。給食仕出し料理常温寝かせたカレーなどは絶好増殖環境となりやすいとされる。ウェルシュ菌の生成する芽胞は熱に強く通常の再加熱では死滅しない。そのため、すでに増殖した料理は、温め直して食べて食中毒見舞われる危険がある。

ウェルシュ菌は嫌気性である、つまり酸素存在を嫌う。酸素少なく常温に近い温度保たれ環境は、繁殖適した環境となる。そのため、煮込んだ後に常温のまま置かれカレーシチュー汁物料理などはウェルシュ菌にとって格好環境となりやすい。加熱によりスープから酸素除かれ繁殖適した温度という環境が整うためである。

関連サイト
ウェルシュ菌食中毒 - 公益社団法人日本食品衛生協会



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