ウェスト・コースト本線工事遅延
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 10:19 UTC 版)
「イギリスの鉄道フランチャイズ」の記事における「ウェスト・コースト本線工事遅延」の解説
レールトラック社によって行われていたウェスト・コースト本線改修工事の遅延により、ウェスト・コースト、クロスカントリー両フランチャイズの1997年~2012年の契約で想定されていた収益化(補助金支給からの脱却)が遅れ、補助金付きの契約への転換が必要となった。これにより、税金からの支出が増えることとなり、改良工事の費用高騰と合わせて批判の的となった。改訂された契約は2002年7月22日に発効し、その内容はウェスト・コーストについては2003年3月まで、クロスカントリーについては2004年3月まで補助金の支給を続けつつ新しい契約の交渉を行い、合意に達することができなかった場合はウェスト・コーストは収益の2%、クロスカントリーは1%を国に支払って運営を続けるという内容であった。この場合、戦略鉄道庁には入札を改めて行うという選択肢もあり、実際にクロスカントリーについては2004年8月に交渉を中止し、2005年の入札条件発表を経て2007年11月11日からアリーヴァが運行を引き継いでいる。
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