インターナビ・フローティングカーシステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/14 15:58 UTC 版)
「インターナビ」の記事における「インターナビ・フローティングカーシステム」の解説
データ収集対象路線区間会員の車両が走行した(リンク旅行時間)情報をHDD内のメモリー領域に蓄積しておき、通信で情報を取得した際にインターナビ情報センターサーバーにアップし、VICS情報が提供されていない路線を補完している。なお地図メディアがDVDの機種では利用できない。対象道路は33万kmでありVICSリンク旅行時間が提供されている区間の約8倍に上る(2006年3月29日付のホンダ広報資料)。カーナビ上ではVICSの渋滞・混雑・順調データがそれぞれ赤・橙・青の実線で表示されているのに対し、フローティングカーデータ(プローブカーデータともいう)に基づく情報は同色の破線で表示されることで識別できる。このフローティングカーシステムは、ギブ&テイクで成り立っておりカーナビゲーションシステムの設定でOFFにした場合は、情報をアップロードしない代わりに本機能を利用することができなくなる。 インターナビVICSでは、サーバーに蓄積された過去のVICS情報や独自に会員から収集したフローティングカー情報を時系列的に処理することで、渋滞予測や車線別情報など、より実態に即した精度の高いリンク旅行時間情報を提供できる可能性がある。
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