イナズマヒメヨコバイ

ウンカ・ヨコバイ図鑑

イナズマヒメヨコバイ

イナズマヒメヨコバイ

Ziczacella hirayamella（Matsumura）

☆三郷・流山・水元で観察できる

＜ヨコバイ科ヒメヨコバイ亜科＞

翅端まで3.5ｍｍ

肉眼では白っぽく見えるが、褐色の複雑な模様を持っている。

小さいので肉眼では一見、フタテンヒメヨコバイやヤノヒメヨコバイに似て見える。

本種の三郷・流山地域での寄主植物はハッキリしており、カナムグラである。

早春から秋遅くまで見られるが、盛夏にはほとんど見られないようである。

越冬もカナムグラの枯葉の隙間やその下、または周辺の枯葉裏等で行われ、暖かい日には活動する事もある。

三郷・流山・水元エリアでも普通に見られ、特に林縁部には多い。

（本種は、埼玉大学助教授 林正美先生に同定いただきました）