イチキシマヒメを祭神とする神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 22:21 UTC 版)
「イチキシマヒメ」の記事における「イチキシマヒメを祭神とする神社」の解説
宗像三女神を祭神とする福岡県の宗像大社では、総社(福岡県宗像市)の辺津宮(へつみや)に祀られている。 大分県の宇佐神宮では、多岐津姫命・多紀理姫命とともに比売神として、二之御殿(3つ並んだ御殿の真ん中)で祀られている。京都府の石清水八幡宮でも同様に、比咩大神として、左御前に祀られている。 また、京都府の松尾大社では、中津島姫命の別名で、主祭神二柱の一柱として祀られている。元伊勢として知られる京都府の籠神社では、主祭神である彦火明命と夫婦であるとされ、絵馬になっている。 後の時代の神仏習合においては本地垂迹では弁才天に比定され、同神とされた。日本三大弁天とされる広島県の厳島神社・大願寺、神奈川県の江島神社、滋賀県の都久夫須麻神社(竹生島神社)・宝厳寺ではいずれもイチキシマヒメと弁才天の習合がみられる。 東京都国分寺市にある、子育弁財天(本町南町八幡神社の末社)でもイチキシマヒメが地蔵と共に祀られている。
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