イスラム終末論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 08:58 UTC 版)
ハディース(ムハンマドの言行録)の中のイスラム終末論によると、ダビークは「ムスリム・マラーヒム」の舞台である。これはキリスト教の黙示やハルマゲドンに相当する。ムハンマドの教友であるアブー・フライラ(英語版)はハディースに次のように記録した。 終末はローマ人がアアマーク谷(英語版)かダービクに侵攻する時に始まる。ローマ人を撃退する為に、マディーナから地上最強の戦士達が到着する。 学者によると「ローマ人」は「キリスト教徒」を表す。キリスト教徒との戦争にムスリムは勝利し、アッラーフ・アクバルと唱えながら平和的にコンスタンティノープルを征服する。最後にイーサーの再降臨によって、キリスト教の反キリストに当たるアル=マシーフ・アッ=ダッジャール(英語版)が打倒される。
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