転バシ
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転バシ(ころバシ)は、日本各地に伝わる妖怪の内、地上を転がるように動いて人間を転倒させようとするものの総称[1]。
- ^ 多田克己 『幻想世界の住人たち』IV、新紀元社〈Truth in fantasy〉、1990年、94-95頁。ISBN 978-4-915146-44-2。
- ^ a b 臼田福七他編 『南佐久郡口碑伝説集』 信濃毎日新聞、1939年、90頁。
- ^ 中平悦麿「妖怪名彙」、『民間伝承』第4巻第2号(通巻38号)、民間伝承の会、1938年11月、 8頁。
- ^ 宗優子 (2006年11月15日). “No54. タテクリカエシ(たてくりかえし)”. 宗優子の妖怪キッズ. 2010年10月24日閲覧。
- ^ 水木しげる 『図説 日本妖怪大全』 講談社〈講談社+α文庫〉、1994年、277頁。ISBN 978-4-06-256049-8。
- ^ a b 村上健司編著 『日本妖怪大事典』 角川書店〈Kwai books〉、2005年、202-203頁。ISBN 978-4-04-883926-6。
- ^ 桂井和雄「土佐の山村の「妖物と怪異」」、『旅と伝説』15巻6号(通巻174号)、三元社、1942年6月、 24頁。
- ^ 蒲生明「妖怪名彙」、『民間伝承』第4巻第2号(通巻38号)、 8頁。
- ^ 日野巌・日野綏彦 「日本妖怪変化語彙」『動物妖怪譚』下、村上健司校訂、中央公論新社〈中公文庫〉、2006年、255頁。ISBN 978-4-12-204792-1。
- 1 転バシとは
- 2 転バシの概要
イジャロコロガシ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/03/03 09:47 UTC 版)
イジャロコロガシは、長野県南佐久郡南牧村海ノ口に伝わる妖怪。 「イジャロ」とは器物のざるのことを指す。南佐久郡のとある古いお堂の中に、夜遅くにざるが床を転がって来て、人の前に現れると人間の顔に化けるものである。子供を脅すことが多かったという。
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