イシュー・スミスとは? わかりやすく解説

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イシュー・スミス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/26 15:31 UTC 版)

イシュー・スミス
基本情報
本名 イシュー・オルワ・カマウ・アリ・スミス
通称 Sugar Shay
階級 スーパーウェルター級
身長 178cm
リーチ 180cm
国籍 アメリカ合衆国
誕生日 (1978-07-22) 1978年7月22日(46歳)
出身地 ネバダ州ラスベガス
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 40
勝ち 29
KO勝ち 12
敗け 11
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イシュー・スミスIshe Smith1978年7月22日 - )は、アメリカ合衆国の元プロボクサーネバダ州ラスベガス出身。元IBF世界スーパーウェルター級王者。トレーナーはメイウェザー・ジュニアの叔父ロジャー・メイウェザー

初のラスベガス出身世界王者であり、2004年NBCが全米放送したザ・コンテンダーに出るまでは全く無名で、この試合の放送がブレイクするきっかけになった。

来歴

2000年7月29日、プロデビュー。

2004年9月12日、後に2階級制覇を達成する、ランドール・ベイリーWBCアメリカ大陸ウェルター級王座決定戦、USBAウェルター級王座決定戦並びにNABO北米ウェルター級王座決定戦を行い、2回にダウンを奪うとそのまま有利に進め判定勝ちを収め、下部3団体統一王座になった。

2004年9月12日、NBCが全米に放送したザ・コンテンダーの準決勝でセルヒオ・モラと対戦し、1-2の判定負け。

2009年に減量苦を理由にミドル級に転向。

2009年8月22日、テキサス州ヒューストンにあるトヨタセンターにて、18戦全勝のダニエル・ジェイコブスNABO北米ミドル級王座決定戦を行い、0-3の判定負け。

2010年7月16日、フェルナンド・ゲレーロとNABF北米ミドル級王座決定戦を行い、0-3の判定負けを喫し再起に失敗した。

2013年2月23日、デトロイトジョー・ルイス・アリーナにて、IBF世界スーパーウェルター級王者コーネリアス・バンドレイジと対戦し、12回3-0(116-111×2、114-114)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[1]

2013年7月19日、IBF世界スーパーウェルター級2位カルロス・モリーナメキシコ)と指名試合を行う予定であったが、スミスはトレーニング中にカットしてしまい試合は中止となった[2]

2013年9月14日、MGMグランド・ガーデン・アリーナにて、フロイド・メイウェザー・ジュニア対サウル・アルバレスの前座でIBF世界スーパーウェルター級2位カルロス・モリーナと指名試合を行い、12回1-2(111-117、112-116、116-112)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[3]

2014年5月2日、ラスベガスハードロック・ホテル&カジノザ・ジョイントWBA世界スーパーウェルター級王者エリスランディ・ララと対戦する予定だったが、ララがサウル・アルバレスとの対戦が急遽決定したため相手をライアン・デービスに変更して2回KO勝利を収めた。

2014年12月12日、テキサス州サンアントニオのアラモドーム・イリュージョン・シアターにて、WBA世界スーパーウェルター級王者エリスランディ・ララの王座に挑戦するが、12回0-3(109-119×2、111-117)の判定負けを喫し王座返り咲きに失敗した[4]

2016年1月12日、WBCがWBC世界スーパーウェルター級王座挑戦者決定4人制トーナメントの1回戦でWBC世界スーパーウェルター級9位のホセ・コタと対戦するよう指令を出した[5]

2017年11月18日、ザ・コスモポリタン内チェルシー・ボール・ルームにて、ジュリアン・ウィリアムズと対戦し、10回0-3(91-99、92-98、93-97)の判定負けを喫した[6]

2018年5月11日、ラスベガスのサムズ・タウン・ホテル・アンド・ガンブリング・ホール内サムズ・タウン・ライブにて、トニー・ハリソンと対戦し、10回1-2(92-97、93-96、95-94)の判定負けを喫した[7]

2019年2月9日、カリフォルニア州カーソンディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークにて、エリクソン・ルービンと対戦し、初のKO負けとなる3回終了時にスミスが棄権しTKO負けとなった[8]。試合から1時間後に引退を表明した[9]

獲得タイトル

脚注

  1. ^ スミス、バンドリッジを攻略 IBF・J・ミドル級 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年2月24日
  2. ^ Ishe Smith cut in training; to pull out of July 19th defense against Carlos Molina”. FhigtNews.com (2013年6月29日). 2013年6月29日閲覧。
  3. ^ モリナ2-1判定で新王者 IBF世界S・ウェルター級 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年9月15日
  4. ^ ララ、スミスに大差の勝利 WBA・S・ウェルター級 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月13日
  5. ^ Garcia-Guerrero Set For WBC Title, Winner Faces Khan”. Boxing Scene.com (2016年1月12日). 2016年1月21日閲覧。
  6. ^ Julian Williams Wins Tough Decision Over Ishe Smith”. Boxing Scene.com (2017年11月18日). 2019年6月11日閲覧。
  7. ^ Tony Harrison Drops Ishe Smith, Wins Split Decision”. Boxing Scene.com (2018年5月11日). 2019年6月11日閲覧。
  8. ^ Erickson Lubin Drops Ishe Smith Four Times, TKO in Three”. Boxing Scene.com (2019年2月9日). 2019年6月11日閲覧。
  9. ^ Ishe Smith Decides To Retire from Boxing After Stoppage Loss”. Boxing Scene.com (2019年2月9日). 2019年6月11日閲覧。

関連項目

外部リンク

前王者
コーネリアス・バンドレイジ
IBF世界スーパーウェルター級王者

2013年2月23日 - 2013年9月14日

次王者
カルロス・モリーナ



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