イシシャコとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 生物 > 鳥類 > キジ科 > イシシャコの意味・解説 

石鷓鴣

読み方:イシシャコ(ishishako)

キジ科

学名 Ptilopachus petrosus


イシシャコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 04:07 UTC 版)

イシシャコ
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 鳥綱 Aves
: キジ目 Galliformes
: キジ科 Phasianidae
: イシシャコ属
Ptilopachus
: イシシャコ
P. petrosus
学名
Ptilopachus petrosus
(Gmelin, 1789)
和名
イシシャコ
英名
Stone Partridge

イシシャコ(石鷓鴣、学名:Ptilopachus petrosus)は、キジ目キジ科に分類される鳥類の一種である。本種1種でイシシャコ属を形成する。最新の研究結果に基づき、本種をナンベイウズラ科に移し、またイシシャコ属にコンゴモリシャコ(Francolinus nahani)も含む説が出されている。この場合属名は記載の古いイシシャコのPtilopachus が優先される。(イシシャコは1789年が初出、コンゴモリシャコは1905年が初出)[1]

分布

アフリカ中東部(ガンビアからカメルーンスーダンエチオピアザイールからケニア)に分布する。

形態

体長24-28cm。雌雄同色である。全体に暗い褐色で、頭部から翼にかけて不明瞭な白い斑がある。尾羽は14枚。脚は赤く、嘴は濃い灰色か暗い褐色である。足に距はない。

生態

岩石の多い丘陵地帯に、番いか家族群で生息する。尾羽を上下させながら岩の上を走り回る姿がよく観察される。

繁殖期は12月頃で、地上の窪みに枯れ草などを敷いて営巣する。1腹4-6個の卵を産む。

亜種

以下の4亜種に分類される。

  • Ptilopachus petrosus petrosus
  • Ptilopachus petrosus brehmi
  • Ptilopachus petrosus major
  • Ptilopachus petrosus florentiae

参考文献

  • 『世界の動物|分類と飼育 キジ目』、財団法人東京動物園協会、1987年、95頁
  1. ^ http://mapress.com/zootaxa/2013/f/z03670p098f.pdf なお、シャコ属(Francolinus)の模式種はコンゴモリシャコではないため、この分類の見直しでもシャコ属の名は依然有効である



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イシシャコ」の関連用語

イシシャコのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イシシャコのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイシシャコ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS