イグマン山とは? わかりやすく解説

イグマン山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 04:44 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
イグマン山(Igman,Игман)
標高 1,502 m
所在地 ボスニア・ヘルツェゴビナ
サラエヴォ県トルノヴォ
位置 北緯43度46分47秒 東経18度15分29秒 / 北緯43.77972度 東経18.25806度 / 43.77972; 18.25806座標: 北緯43度46分47秒 東経18度15分29秒 / 北緯43.77972度 東経18.25806度 / 43.77972; 18.25806
山系 ディナル・アルプス山脈
イグマン山
イグマン山の位置(ボスニア・ヘルツェゴビナ
プロジェクト 山
テンプレートを表示

イグマン山Igman,Игман)は、ボスニア・ヘルツェゴビナ中央部に位置する山である。サラエヴォ南西部に位置し、ビイェラシュニツァ山イリジャに接している。イグマン山の最高地点はヴラヒニャ峰(Vlahinja Ridge)で1,502mである。サラエヴォ周辺の主だった山の中では一番標高が低い。イグマン山はハイキングスキーの目的地としてポピュラーで、1984年に開催されたサラエボオリンピックではヤホリナ山ビイェラシュニツァ山と共に主要会場として使われていた。マロ・ポリェ(Malo Polije)地区はスキージャンプノルディック複合の会場として使用され、ヴェリコ・ポリェ(Veliko Polje)地区はバイアスロンクロスカントリースキー、ノルディック複合の会場として使われている。[1] 多くの施設がオリンピック開催に合わせて整備されたが、1992年から1995年にかけて起こったボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で受けた傷跡を残している。現在ではイグマン山はサラエヴォの主要な観光地の一つである。新たなケーブルカーを整備する計画もある。 注目される施設の一つとして冬季オリンピック以来のスキージャンプ台がある。紛争中は処刑場として使われていた。イグマン山は最低気温の記録があり、-43℃まで下がったことがある。天気が良く見通しが利く日はモンテネグロアドリア海を望むことが出来る。

脚注

  1. ^ 1984 Winter Olympics official report. (PDF) pp. 18-58, 106-7.

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「イグマン山」の関連用語

イグマン山のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



イグマン山のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのイグマン山 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS