イギリスのコート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/25 09:07 UTC 版)
「ジュ・ド・ポーム」の記事における「イギリスのコート」の解説
現存最古のデダーン型コートとして、ロンドンのハンプトン・コート宮殿のロイヤルテニスコートがある。最初のコートは、1526年から1529年にかけてトマス・ウルジーが、あるいは1532年から1533年にかけてイングランド王ヘンリー8世が建設した。現存するのは1626年ないし1628年にチャールズ1世が再建設したもので、その息子チャールズ2世が改装を行っている。イギリス王室とゆかりの深いテニスコートである。 スコットランド、ファイフにあるフォークランド宮殿には、1539年から1541年にかけてスコットランド王ジェームズ5世の命で造られたカレ型のコートが現存しており、リアルテニスのコートとして利用されている。このコートのサービスサイドにはデダーンがなく、縦長の板状のエと4つの方形の窓のようなリュヌがあり、ハザードサイドにグリルはあるがタンブールがない。
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