アンヌ・ケフェレックとは? わかりやすく解説

アンヌ・ケフェレック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 15:16 UTC 版)

アンヌ・ケフェレック
基本情報
生誕 (1948-01-17) 1948年1月17日(76歳)
出身地 フランスパリ
学歴 パリ音楽院
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ

アンヌ・ケフェレック(Anne Queffélec, 1948年1月17日 - )は、パリ生まれのフランスピアニスト

経歴

父親は作家のアンリ・ケフェレック(Henri Queffélec)。弟ヤン・ケフェレック(Yann Queffélec)も有名な作家であり、その妻のブリジット・エンゲラーは義妹。5歳でピアノの演奏を始め、1964年パリ音楽院に入学。1965年にピアノで、1966年には室内楽でそれぞれプルミエ・プリ(1等賞)をとる。

その後、パウル・バドゥラ=スコダイェルク・デームスアルフレート・ブレンデルに師事し、1968年にはミュンヘン国際音楽コンクールで優勝[1]した。翌年の1969年には、リーズ国際ピアノ・コンクールにて第5位に入賞(その年の優勝者はラドゥ・ルプであった)[2]。それ以後も、国際舞台の中心で演奏をつづけ、経歴を重ねる。

ソロのコンサート・ピアニストとして有名であるばかりではなく、室内楽の分野でもよく知られている。彼女と共演したのは、カトリーヌ・コラールピエール・アモイヤルフレデリック・ロデオンFréderic Lodéon)、イモージェン・クーパーなどである。

ヴァージンエラート、ambroisieなどに録音も少なくない。1990年にはヴィクトワール・ドゥ・ラ・ミュジク(フランス音楽業界賞)で年間最優秀演奏家賞を受賞。

備考

関連項目

外部リンク

脚注

  1. ^ ピアノ:アンヌ・ケフェレック”. www.njp.or.jp. www.njp.or.jp. 2023年5月25日閲覧。
  2. ^ リーズ国際ピアノコンクール公式ホームページ




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