アンディ・マクフェイル

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アンディ・マクフェイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/02 07:00 UTC 版)

アンディ・マクフェイル（Andy MacPhail, 1953年4月5日 - ）は、MLB・フィラデルフィア・フィリーズの球団社長。

2011年

祖父はブルックリン・ドジャースなどで最高経営責任者を務めたラリー・マクフェイル、父はアメリカンリーグ第5代会長のリー・マクフェイルであり、両者はいずれもアメリカ野球殿堂入りを果たしている。

経歴

父がボルチモア・オリオールズのゼネラルマネージャー(GM)だった1958年から1966年をボルチモアで暮らした経験がある^[1]。

シカゴ・カブス傘下のA級チームで経営者としてのキャリアをスタート。1985年から1994年まではミネソタ・ツインズの球団副社長兼GMを務め、1987年と1991年にはチームをワールドシリーズ制覇に導いた。ツインズを退いてから2006年までシカゴ・カブスの最高経営責任者を務め、2000年から2年間はカブスのGMも兼務した^[1]。

2007年6月、ピーター・アンジェロスオーナーの要請により、オリオールズの球団社長兼GMに就任。低迷が続くチームの再建に乗り出した^[1]。

2008年オフ、読売ジャイアンツからFA宣言した上原浩治の獲得に乗り出し、翌年1月に2年1000万ドルで契約した。上原はオリオールズが契約した初の日本人選手となった^[2]。

オリオールズには2011年まで在籍した^[3]。

2015年6月29日に同年のシーズン終了よりフィラデルフィア・フィリーズの球団社長に就任することが発表された^[4]。

脚注

1. ^ ^{a b c} Geremy Bass(2007-06-20),MacPhail joins Orioles front office,orioles.com(英語),2010年9月22日閲覧
2. ^ (2009-01-15),上原「興奮」オリオールズ入団会見,Sponichi Annex,2010年9月22日閲覧
3. ^ “Andy MacPhail opts not to return to Orioles”. tribunedigital-baltimoresun (2011年10月8日). 2016年5月16日閲覧。
4. ^ “Phillies Hire Andy MacPhail”. CBS Local. CBS Local Media (2015年6月29日). 2016年5月16日閲覧。

表 話 編 歴 ミネソタ・ツインズ
球団	歴史 選手 監督 成績
歴代本拠地	アメリカン・リーグ・パーク グリフィス・スタジアム メトロポリタン・スタジアム ヒューバート・H・ハンフリー・メトロドーム ターゲット・フィールド
文化	T.C.ベアー 『くたばれ!ヤンキース』 『メジャーリーグ3』
永久欠番	3 6 7 10 14 28 29 34 36 42
ツインズ球団殿堂	ロッド・カルー カービー・パケット ハーモン・キルブルー トニー・オリバ ケント・ハーベック カルビン・グリフィス ジム・カート ハーブ・カーニール バート・ブライレブン トム・ケリー ボブ・アリソン ボブ・ケイシー アール・バッティ フランク・バイオーラ カール・ポーラッド ソイロ・ベルサイエス ゲイリー・ガイエティ ジム・ランツ リック・アギレラ ブラッド・ラドキー ジョージ・ブロフィー グレッグ・ギャグニー ジム・ペリー カミロ・パスカル エディ・グアダード トム・ミー ジョン・ゴードン トリー・ハンター マイケル・カダイアー アンディ・マクフェイル ヨハン・サンタナ ジョー・ネイサン ジェリー・ベル ジャスティン・モルノー
ワールドシリーズ優勝（3回）	1924 1987 1991
ワールドシリーズ敗退（3回）	1925 1933 1965
リーグ優勝（6回）	1924 1925 1933 1965 1987 1991
傘下マイナーチーム	セントポール・セインツ（AAA級） ウィチタ・ウィンドサージ（AA級） シーダーラピッズ・カーネルズ（High-A級） フォートマイヤーズ・マイティムールズ（Low-A級） フロリダ・コンプレックスリーグ・ツインズ（Rookie級） ドミニカン・サマーリーグ・ツインズ（Rookie級）

典拠管理
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