アンディ・エイバッドとは? わかりやすく解説

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アンディ・エイバッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/25 04:14 UTC 版)

アンディ・エイバッド
Andy Abad
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ウェストパームビーチ[1]
生年月日 (1972-08-25) 1972年8月25日(51歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 1993年 MLBドラフト16巡目
初出場 MLB / 2001年9月10日
NPB / 2000年4月7日
最終出場 MLB / 2006年4月13日
NPB / 2000年8月27日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ファウスト・アンドレス・エイバッドFausto Andres Abad, 1972年8月25日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ウェストパームビーチ出身の元プロ野球選手外野手および内野手)。左投げ左打ち。

経歴

ミドルジョージア短大からボストン・レッドソックスドラフト16巡目に指名され、1993年に入団するも、一度もメジャーでプレーすることはなく、2000年大阪近鉄バファローズのオファーを受け来日[1]。「実力はトニー・タラスコ(当時阪神タイガース)より上」と言われたものの、当時の近鉄の1軍には「最強外国人コンビ」と言われたタフィ・ローズフィル・クラークがいたため、外国人枠(当時は投手、野手それぞれ同時登録最大2人)の関係で、しばらくの間を二軍で過ごすことになる。

しかし、2000年7月、対オリックス・ブルーウェーブ戦でクラークが手首に死球を受けて骨折、長期離脱で1軍登録を抹消されると、枠が空いたこともあり、一軍昇格される。クラークの穴を埋めてくれるものと期待されたが、長打力も打率もクラークにはるか及ばず、シーズン終盤にはベンチウォーマーとなり、同年シーズンオフに解雇となった[1]

その後帰国し、2000年のシーズンオフにオークランド・アスレチックスと契約。2001年にわずか1試合1打数ではあるが、28歳にしてようやくメジャーデビューを果たす。

その後、フロリダ・マーリンズのマイナーを経由して2003年の開幕前には古巣のレッドソックスに移籍。この年は9試合に出場し、メジャー初安打を記録した。2004年2005年はメジャーでプレーする機会がなかったが、2006年シンシナティ・レッズでプレー。2008年にはメキシカンリーグでプレーし、この年限りで現役を引退した。

知的な佇まいを備えた風貌で、眼鏡をかけていたこともあった。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2000 近鉄 32 102 92 7 15 1 0 4 28 13 0 0 0 1 9 0 0 17 1 .163 .235 .304 .540
2001 OAK 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
2003 BOS 9 19 17 1 2 0 0 0 2 0 0 1 0 0 2 0 0 5 1 .118 .211 .118 .328
2006 CIN 5 5 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 .000 .400 .000 .400
NPB:1年 32 102 92 7 15 1 0 4 28 13 0 0 0 1 9 0 0 17 1 .163 .235 .304 .540
MLB:3年 15 25 21 1 2 0 0 0 2 0 0 1 0 0 4 0 0 5 1 .095 .240 .095 .335

記録

NPB

背番号

  • 44(2000年)
  • 30(2001年)
  • 53(2003年)
  • 54(2006年)

脚注

  1. ^ a b c プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、87ページ

関連項目

外部リンク




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