アルゼンチンにおける預金封鎖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 01:03 UTC 版)
「預金封鎖」の記事における「アルゼンチンにおける預金封鎖」の解説
1998年秋にブラジルは自国通貨のレアルの切り下げを行ったが、アルゼンチンは自国通貨であるペソのレートを維持した。その結果、ブラジルから大量の繊維製品が輸入されるようになり、アルゼンチンの国内産業に大きな打撃を与え、経済への不安からアルゼンチン国内では預金をドルへ替える動きが加速した。 その対策として2001年12月にアルゼンチン政府は預金口座から引き出し可能な金額を週250ドル、海外への送金を月1,000ドルに制限する預金封鎖に踏み切った。
※この「アルゼンチンにおける預金封鎖」の解説は、「預金封鎖」の解説の一部です。
「アルゼンチンにおける預金封鎖」を含む「預金封鎖」の記事については、「預金封鎖」の概要を参照ください。
- アルゼンチンにおける預金封鎖のページへのリンク