アルシンダー登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 15:53 UTC 版)
「1969-1970シーズンのNBA」の記事における「アルシンダー登場」の解説
来る1970年代の最重要選手の一人が、この年のドラフトにエントリーした。ルー・アルシンダー、後のカリーム・アブドゥル=ジャバーである。カレッジ時代に数々の伝説を打ちたて、すでに名声を固めていたアルシンダーのドラフトエントリーに、プロバスケ界全体が色めき立った。ABAはリーグ全体でアルシンダー獲得に動き、全チームから獲得資金を集めた上で、アルシンダー自身に入団したいチームの選択権を与え、さらに白紙の小切手まで渡した。しかしアルシンダーが入団を決意したのはリーグ総出で歓迎体制を敷いたABAではなく、NBAドラフトの全体1位指名を獲得したNBAのミルウォーキー・バックスだった。アルシンダー獲得のため故意に多くの敗北を喫したと言われるバックスは、前季は27勝で見事にイースタンデビジョン最下位となり、ウェスタンデビジョン最下位のフェニックス・サンズとのコインリップの結果、ドラフト1位指名権を獲得した。他にはジョ・ジョ・ホワイト、ハーム・ギリアムらが指名を受けている。
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