アリオーソ『汝は今われと楽園にあり』(Heute wirst du mit mir)とコラール『平安と歓喜もてわれは逝く』(Mit Fried und Freud ich fahr dahin)
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「神の時こそいと良き時」の記事における「アリオーソ『汝は今われと楽園にあり』(Heute wirst du mit mir)とコラール『平安と歓喜もてわれは逝く』(Mit Fried und Freud ich fahr dahin)」の解説
バス・ガンバ2、通奏低音、ニ短調(ハ短調)、4/4拍子 +アルト 今度のバスは神の代弁者ではなく、イエスの代弁者である。朗誦するのはルカ福音書第23章43節の福音。十字架上の最終福音の一つで、同時に磔刑を受けた二人の盗人に送られた慰めの福音である。一度目の朗誦が終わると、カンタータ125番の骨子となったマルティン・ルターのコラールがアルトによって添えられ、ガンバの伴奏が躍動し出す。しばしアリオーソとコラールは併走するが、やがてコラールだけが残り、「死=眠りの時」を伴奏のパウゼで表明して曲を閉じる。
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