アラゴン川 (エブロ川水系)とは? わかりやすく解説

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アラゴン川 (エブロ川水系)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 01:20 UTC 版)

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アラゴン川
ナバーラ州ミラグロを流れるアラゴン川
延長 195[1] km
平均流量 41[1] m³/s
流域面積 8,524[1] km²
水源 スペインアラゴン州
水源の標高 2,050 m
河口・合流先 エブロ川
流域 スペイン

エブロ川水系(薄黄)におけるアラゴン川水系(濃黄)
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アラゴン川(アラゴンがわ、スペイン語: Río Aragón)は、スペインアラゴン州ナバーラ州を流れる河川であり、エブロ川支流のひとつである[2]

地理

イェサ貯水湖

水源はピレネー山脈ソンポルト峠付近の南斜面[1]アラゴン州ウエスカ県ハカ近郊のアストゥン谷にある氷河である(標高2,050m)。この氷河は他に山湖2つを持っている。アラゴン谷スペイン語版を北から南へ流れ、ナバーラ州のベルドゥンで西へ曲がる。流域での最高地点は、コララダ山の2886mである。この地域は降雪が豊富で、春や秋に洪水が起こることが多い。

ナバーラ州のイェサ貯水湖スペイン語版の貯水量は470hm3である。この貯水湖にはスペインで最初期に作られた多目的ダムがあり、1930年から1959年に建造された[1]。イェサ貯水湖は水力発電灌漑治水を目的とする人工湖である[1]。現在は地域のムニシピオに飲料水を供給し、バルデナス運河に接続されている。川は貯水湖から流れ、トゥデーラ近郊のミラグロで、エブロ川と合流する[2]

サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の一部と並行して流れる[3]。アラゴン川のおもな支流には、アルガ川イラティ川などがある[1]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 高橋裕・寶馨・野々村邦夫・春山成子(編)『全世界の河川事典』丸善出版、2013年、p.707
  2. ^ a b 三省堂編修所編 『コンサイス 外国地名事典』(3版) 三省堂、1998年、38-39頁。ISBN 4-385-15338-8 
  3. ^ 池田健二 『カラー版 スペイン・ロマネスクへの旅』、2011年、72頁。 ISBN 978-4-12-102102-1 



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