アミノ酸ラセマーゼとは? わかりやすく解説

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アミノ酸ラセマーゼ

英訳・(英)同義/類義語:amino acid racemase

アミノ酸D型L型相互変換行いラセミ化する酵素

アミノ酸ラセマーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/08/03 15:17 UTC 版)

アミノ酸ラセマーゼ
識別子
EC番号 5.1.1.10
CAS登録番号 9068-61-5
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

アミノ酸ラセマーゼ(Amino-acid racemase)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

L-アミノ酸 D-アミノ酸

即ち、この酵素の基質はL-アミノ酸、生成物はD-アミノ酸である。

この酵素は、イソメラーゼのファミリーに属し、特にアミノ酸やその誘導体に作用するラセマーゼエピメラーゼである。系統名は、アミノ酸ラセマーゼである。また、L-アミノ酸ラセマーゼとも呼ばれる。グリシンセリントレオニン代謝システイン代謝、D-グルタミン及びD-グルタミン酸の代謝、D-アルギニン及びD-オルニチンの代謝という4つの代謝経路に関与する。また、補因子としてピリドキサールリン酸を必要とする。

構造

2007年末までに、このクラスの5つの酵素の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコード番号は、2FKP, 2GGG, 2GGH, 2GGI, 2GGJである。

出典



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