アブスコンデッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 04:33 UTC 版)
「オーディナリー (紋章学)」の記事における「アブスコンデッド」の解説
クォーター又はカントンによって別のチャージが完全に隠されてしまうことがある。隠されたチャージは、「アブスコンデッド (absconded) 」と呼ばれる。クォーターによって隠されているチャージの非常に変わった例をロバート・スチュワートの紋章で見ることができる(シールドの図は脚注のリンクを参照)。 Or a fess chequy of four tracts Azure and Argent between two buckles in chief and a garb in base of the Second; a sinister quarter Or bearing a lymphad Sable with sail set absconding one of the buckles and part of the fess; in the dexter base another quarter of the same absconding part of the fess シールドがフェスとカントンの両方を含む場合、それらの間を分割線で分けることなく常に通常通りの大きさで描かれるため、それらがつながっている1つのチャージであるかのように見え、フェスとカントンを同時に用いてシールドに描くのは初心者を混乱させることがある。カントンはシニスターに置くこともできるが、これはめったに見られない。「カントン・シニスター」と特に記述しない限りカントンはデキスターにある。 カントンのディミニュティブは、チェッキー (chequy) のフィールドの格子模様である。これは決して単独では用いられない。ちょうど、チェス盤と同様の模様である。
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