アブギラブ油田とは? わかりやすく解説

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アブギラブ油田

読み方あぶぎらぶゆでん
【英】: abu ghirab oilfield

イラク南東部イランとの国境近く位置する油田
1971 年フランスのエルフエラップ(のちのエルフ社、現在のトタール社の前身一つ)により発見され1976 年生産開始された。1977 年国有化一環として管理権経営権国営石油会社 INOC移管された。Abu Ghurab とも綴られる。
地質区としては、ザグロス褶曲帯(前縁盆地)に属し、集油形態背斜構造。主要油層第三紀アスマリ層炭酸塩岩で、深さは約 3,000m 、孔隙率浸透率ともに良好である。究極可採埋蔵量は 5~18バレルとの幅のある見積もりなされている。本油田から生産される原油は「バスラ・ヘビー」と呼ばれ比重 22.72°APIイオウ分 3.74 %、流動点40
湾岸戦争開始前原油生産能力が 4 バレル/日との報告があるが、最近の状況不明である。

齊藤 隆2006 年 8 月


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