アニメのコマ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/08 03:07 UTC 版)
「コマ (映画・漫画)」の記事における「アニメのコマ」の解説
アニメーションは、実写映像が動作の流れをコマに分割して記録するのに対し、動作を分割した絵をコマ単位で複数描き、映像媒体に連続記録して再生することで動画にする技術である。 多くのテレビ番組がビデオ撮影されるようになってからも、アニメは長く映画フィルムを使って制作されており、1秒24コマで撮影されていた。ただし、日本では、実際に描かれる絵の枚数は動きのあるシーンであっても1秒8~12枚で、1枚の絵を2~3コマ撮影してフレーム数を調整していた(リミテッド・アニメーション)。ディズニーアニメなどは実際に1秒に24枚の絵が描かれている。 現在のアニメ制作はデジタル化されているが、フィルム時代と同様、1秒24コマで「撮影」(実際に撮影するわけではないが用語は残っている)され60フィールドにテレシネされる。ただし、特殊効果や一部のCGはテレシネ後にフレームまたはフィールド単位で加えるため、必ずしも絵の全てがコマを単位としているわけではない。 なお、アニメ制作の現場では、コマを記号「K」で略記することがある。
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