アニサキスアレルギーと加熱・冷凍効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 05:39 UTC 版)
「アニサキス」の記事における「アニサキスアレルギーと加熱・冷凍効果」の解説
アニサキスやアニサキスの分泌物に対してアレルギーがある人に発生し、アニサキス症よりも重症化しやすい。加熱してもアニサキスそのものにアレルギーがある際には抗原が熱に強いために効果がない。そのため、アニサキスアレルギーの人はアンチョビやオキアミを使ったソースや料理に気をつける必要がある。本アレルギーの原因物質は冷凍または加熱をしても残存するので、魚介類加工品を摂取した時も症状が現れる場合がある。ただし、鮮度の低下した魚介類の摂食によるヒスタミン型の食中毒を誤認している場合もある。 イカ、サバ、ハマチなどを摂取した際、発疹および蕁麻疹などのアレルギー症状を示すが、検査において魚介類では陽性反応を示さない場合、アニサキスによるアレルギーが原因の場合がある。
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