アイルランド国立美術館とは? わかりやすく解説

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アイルランド国立美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/21 10:25 UTC 版)

アイルランド国立美術館
National Gallery of Ireland
National Gallery of Ireland
施設情報
収蔵作品数 約1万点
来館者数 755,557人(2016年)[1]
開館 1864年
所在地 ダブリン
外部リンク 公式ウェブサイト
プロジェクト:GLAM
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アイルランド国立美術館: National Gallery of Ireland)は、アイルランドの首都ダブリンにある美術館。14世紀から20世紀にいたるヨーロッパの絵画や彫刻を収集・展示している。

沿革

鉄道王であったアイルランド人ウィリアム・ダーガン(w:William Dargan)が1853年5月にダブリンで産業展示会(w:Great Industrial Exhibition (1853))を開催し、その収益とダーガンが所有していた絵画コレクションを元にして1864年、アイルランド国立美術館が開館した。開館時は120作品程の所蔵品であったが、1901年にミルタウン伯爵夫人が約200点の絵画を寄贈するなどし、現在は約1万点を所蔵している。

1990年、失われていたと考えられていたカラヴァッジオの『キリストの捕縛』がダブリン市内のイエズス会の施設で見つかり[2]、アイルランド国立美術館で公開されることになり話題になった。

収蔵品

スペイン

ディエゴ・ベラスケス『ラ・ムラタ』

フランス

ニコラ・プッサン『アーキスとガラテア』
ジャック=ルイ・ダヴィッド『パトロクロスの葬儀

イタリア

フラ・アンジェリコ『火刑を生き延びる聖コスマスとダミアン、その兄弟たち』
カラヴァッジョキリストの捕縛』(1602)

ドイツ

フランドル

オランダ

ヨハネス・フェルメール『手紙を書く婦人と召使』(1670年頃)
ハブリエル・メツー『手紙を書く男

英国・アメリカ

アイルランド

ドローイング・水彩

参照

  1. ^ The Art Newspaper Ranking VISITOR FIGURES 2016” (PDF). The Art Newspaper. 2017年10月18日閲覧。
  2. ^ Walsh, Elaine. “A Picture Of Mystery”. irishletter.com. 2011年12月6日閲覧。

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