アイアコスの出生とヘラの復讐
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/21 19:26 UTC 版)
「アイアコス」の記事における「アイアコスの出生とヘラの復讐」の解説
こうしてアーソーポスを遠ざけたゼウスは、アイギーナをオイノーネー島に連れて行き、この島でアイギーナはアイアコスを生んだ。このことから島の名前はアイギーナ島と呼ばれるようになった。アイアコスは成人してアイギーナ島の王となり、メガラのスケイローンの娘エンデーイスを妻とし、テラモーンとペーレウスらの子を、またネーレーイデスの1人であるプサマテーとの間にポーコスをもうけた。しかし、ヘーラーがゼウスの行為を聞きつけて、アイアコスと島の住民の全滅を謀った。おびただしい蛇の群れが島のすべての川に入り込み、疫病と日照りによる飢饉が発生した。川の水が使用できなくなった島の民は、酒を飲んだが、それもなくなり、やむなく川の水を飲んで次々に死んでいった。
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