りゅうきゅう (巡視船)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/18 13:55 UTC 版)
りゅうきゅう | |
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基本情報 | |
船種 | 巡視船 (ヘリコプター1機搭載型) |
船籍 |
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運用者 |
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建造所 | 三菱重工業長崎造船所 |
母港 | 那覇 |
船舶番号 | 136767 |
信号符字 | JNYQ |
IMO番号 | 9197167 |
経歴 | |
発注 | 平成9年度 |
起工 | 1998年6月24日 |
進水 | 1999年9月10日 |
竣工 | 2000年3月31日 |
要目 | |
総トン数 | 3,374トン[1] |
全長 | 105.0メートル |
幅 | 15.0メートル |
詳細な要目表はつがる型巡視船を参照 |
「りゅうきゅう」(Ryūkyū)は、海上保安庁のヘリコプター1機搭載型巡視船。PLH-09の記号・番号を付されている。つがる型巡視船の8番船にあたり、また設計が大きく改訂されていることから、りゅうきゅう型のネームシップとして扱われることもある。
船歴
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第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)を受けて建造されることになり、2000年3月31日に竣工して、第十一管区海上保安本部に配属された。船名は琉球国に由来する。
その後、那覇海上保安部の新設に伴って、2013年05月16日にはこちらに配属替えされた。
2024年11月23日午前7時頃、糸満市の喜屋武岬から南南東に約80キロメートルの海上でマグロはえ縄漁船と衝突した。両船の乗組員にけがはなく、自力航行が可能だった[2]。2025年3月17日、第十一管区海上保安本部は、見張りを怠り船を衝突させたとして、業務上過失往来危険の疑いでりゅうきゅうの主任航海士2人と漁船の船長を書類送検した[3]。
搭載機の変遷
機種 | 機番 | 愛称 | 配属期間 | 備考 |
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ベル 212 | MH929 | なはつばめ | 2000年5月23日-2015年3月13日 | |
シコルスキー S-76D | MH915 | おきさしば | 2015年3月13日- |
脚注
出典
- ^ 海人社 2001.
- ^ “海保巡視船と漁船が衝突 糸満沖、けが人なし 自力で那覇帰港へ”. 琉球新報. (2024年11月23日) 2025年3月17日閲覧。
- ^ “那覇海保の巡視船と漁船の衝突、3人を書類送検 双方が見張り義務怠る 第11管区 沖縄”. 琉球新報. (2025年3月18日) 2025年3月18日閲覧。
参考文献
- 海人社(編)「海上保安庁 PLHの全貌」『世界の艦船』第590号、海人社、2001年12月、53-59頁、NAID 40002156202。
関連項目
- りゅうきゅう_(巡視船)のページへのリンク