よこい やゆう

デジタル大辞泉

よこい‐やゆう〔よこゐヤイウ〕【横井也有】

読み方：よこいやゆう

［1702〜1783］江戸中期の俳人。尾張の人。名は時般(ときつら)。別号、野有・素分・知雨亭など。尾張藩の重臣で、武芸・詩歌・絵画・音曲などにもすぐれ、多芸多能で知られた。俳文集「鶉衣(うずらごろも)」は有名。

美術人名辞典

横井也有

読み方：よこい　やゆう

江戸後期の俳人。尾張生。名は時般、字は伯懐、通称は孫左衛門、別号に半帰庵・暮水・知雨亭・蘿隠等。儒学は小出侗斎に学び、画・漢詩等にも広く活躍した。著書に『鶉衣』等がある。天明３年（1783）歿、82才。