ようかいろ

新語時事用語辞典

溶解炉

読み方：ようかいろ
英語：melting furnace

材料を溶かすために用いられる装置、設備。金属製品、ガラス製品、古紙の製造などの過程で用いられる。

溶解炉は、固形の原材料を溶かすことで造形しやすくする、溶かして撹拌することで成分を均質にする、といった用途で用いられる。ガスなどを燃焼させて熱源にする溶解炉の他に、アーク放電により生じる熱を利用するアーク炉など、複数の方式がある。扱う金属も鉄鋼からアルミまで多種多様である。

溶解炉は金属加工をはじめ幅広い分野で利用される。大規模な溶解炉も多い。稼働中に炉が爆発した、作業員が作業中に炉に転落した、といった事故の発生が報道されることもままある。

（2013年4月10日更新）

実用日本語表現辞典

溶解炉

読み方：ようかいろ

物体を溶かして成分を均一にするための炉。再生紙工場で古紙を溶かす工程などに用いる。

（2012年7月23日更新）

デジタル大辞泉

ようかい‐ろ【溶解炉】

読み方：ようかいろ

金属を加熱し融解する炉。キューポラ・反射炉・平炉・電気炉など。