揺さぶられっ子症候群
別名:揺さぶられ症候群、乳児揺さぶり症候群
生後間もない乳児の体が揺さぶられることで、脳や神経などが損傷をうけることで生じる症候群。何らかの障害が後遺症として残したり、ダメージが大きければ死んだりする場合もある。
生後すぐの乳児は、首が据わっていないため脳が揺られやすく、また、頭蓋に隙間が多いため頭が揺さぶられた際に受けるダメージが大きい傾向にある。強く揺さぶることも危険であるが、長時間ゆっくりと揺さぶることでも揺さぶられっ子症候群を発する危険があり、親や保育者が子供をあやそうとする行為を通じて揺さぶられっ子症候群になってしまう場合もある。
ちなみに、育児ストレスなどで子供の体を強く揺さぶり、揺さぶられっ子症候群によって死なせてしまうといった事件が発生した際、その死因として「乳児揺さぶり死」という表現が用いられた。
ゆさぶられっこ‐しょうこうぐん〔‐シヤウコウグン〕【揺さ振られっ子症候群】
ゆさぶられっこしょうこうぐんと同じ種類の言葉
症候群に関連する言葉 | クロウフカセ症候群 ブルーマンデー症候群 揺さぶられっ子症候群(ゆさぶられっこしょうこうぐん) 下半身症候群 盲管症候群(もうかんしょうこうぐん) |
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