ゆきみし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 06:21 UTC 版)
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ゆきみしは、鹿児島県沖永良部島の伝統菓子[1][2][3]。冠婚葬祭の際の行事料理として定番の郷土菓子である[1][2][4]。
概要
軽羹に似た菓子であり、保存食としても利用されている蒸し菓子である[1]。
米粉(もち米粉とうるち米粉)、黒砂糖、白糖、水を混ぜ合わせたものを蒸し器で蒸して上げてつくる[2]。
歴史
和泊町の『和泊町誌(民俗編)』に依れば、1691年に薩摩藩によって高麗餅の製法が沖永良部島に伝えられ、高麗餅の変形として生まれたのがゆきみしとなっている[2]。
名称
旅行などの際に食べるための保存食でもあったため、「行く飯(めし)」がなまって「ゆきみし」になったとされる[4]。
出典
- ゆきみしのページへのリンク