みりん干し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 18:56 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動みりん干しとは、魚の干物の一種。桜干しとも呼ばれる。釣った魚の簡単な調理法として、ひと塩干しと並んで代表的なもの[1]で、魚を開き醤油や砂糖、みりんなどを合わせたタレに漬け込んで味付けし、乾燥させて作る。 みりんが入っていない商品もある。
使用される魚
イワシ、アジ、サバ、カマス、アマダイ、ブダイ、タチウオ、カワハギ、フグ、サヨリ、キス、シシャモなど。青物もしくは白身の淡白な魚が適する。
工夫
この他に、一度焼いてから干す「焼干し」、魚を開かずそのまま干す「丸干し」などがある。美味しい干物をつくるコツは、わたや血を魚に残さないこと。天気の良い日にしっかり干すこと。 雨の多い梅雨の時期などに干すと、腐敗して食べられなくなる[2]。
起源
みりん干しは、大正時代に九州で、いわしを使った物が発祥とされており、 その後、富山県氷見市などに伝わり、全国的に作られる干物になっていった。
脚注
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