みいけ号とは? わかりやすく解説

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みいけ号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/10 13:40 UTC 版)

みいけ号(みいけごう)は、九州産業交通がかつて運行していたバス路線の一つ。中央営業所荒尾営業所(いずれも当時)との共管路線であり、最末期は九州産業交通と熊北産交との2社共同運行であった。

概要

熊本県熊本市から鹿本郡植木町玉名市玉名郡岱明町長洲町荒尾市などを経由し、福岡県大牟田市までを結んでいた。熊本県内では主に国道3号国道208号を走行していたが、荒尾市から大牟田市にかけて(長洲港経由便が走っていた長洲町を含む)は有明海に近い県道大牟田熊本宇土線などを経由していた。種別は「快速」の扱いで、石炭をイメージした黒いダイヤをバックにしたデザインのヘッドマークを取り付けていた。

大牟田駅で西鉄大牟田線西鉄特急)と接続することにより、熊本から福岡市天神への乗客の利用も図られていた。

並行する鹿児島本線の普通列車増発の影響などにより廃止された。

廃止後は、植木町 - 大牟田市とを結ぶ普通バスとして運行されていたが、こちらも2000年頃に廃止となっている。熊本 - 荒尾四ツ山間の普通便についても2008年10月の改正で玉名において系統分割されている。

停車停留所

※1968年(昭和43年)当時

本村経由
辛島町~市役所~京町本町~植木~玉名中町~玉名温泉~玉名産交~野原~本村~荒尾駅前~荒尾四ツ山~三川四丁目~三川二丁目~白金~大牟田駅前
長洲港経由
辛島町~市役所~京町本町~植木~玉名中町~玉名温泉~玉名産交~野原~長洲港~長洲宮前~荒尾駅前~荒尾四ツ山~三川四丁目~三川二丁目~白金~大牟田駅前

沿革

  • 運行開始日 不明
    • 1965年にはすでに快速として運行されていた。なお、快速バス運行以前には急行バスが運行されていた。
  • 1968年10月 16往復。うち6往復は四ツ山止め、4往復は長洲港経由
  • 1969年4月 18往復に増発。うち7往復は四ツ山止め、4往復は長洲港経由
  • 1969年12月 全便大牟田発着となる。4往復は長洲港経由
  • 1976年12月 16往復に減便。長洲港経由3往復に。
  • 1991年4月 16往復のまま長洲港経由2往復に。
  • 1992年5月頃 廃止



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