まだし

デジタル大辞泉

まだ・し【^▽未だし】

読み方：まだし

［形シク］《副詞「まだ」の形容詞化》

１ まだその時期に達していない。

「花盛りは—・しきほどなれど」〈源・少女〉

２ まだ準備が整わない。不十分だ。

「文やり給ひつや。—・しくは、かう書きてやり給へ」〈落窪・二〉

３ 未熟である。

「琴、笛など習ふ。又さこそは—・しき程は」〈枕・一五八〉

日本語活用形辞書

遣し

読み方：こし、まだし

【文語】サ行四段活用の動詞「遣す」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

遣す  » 「遣す」の意味を調べる

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「まだし」の例文・使い方・用例・文例

• この古い家の基礎はまだしっかりしている
• 私はそれらをまだしばらく作り続けることにした。
• まだしばらく帰れません。
• 病人はまだしっかりしている。
• 彼らが来るまでにはまだしばらくかかるだろう。
• 彼は電話をくれるといったのに、まだしてこない。
• 彼は私に便りをすると言ったがまだしてこない。
• 赤ん坊はまだしゃべれなくてただなくばかりだ。
• 数日ならまだしも１０日も滞納している。
• こんなひどい目に合うよりまだしも死んだほうがよい。
• この方がまだしもあれよりよい。
• 彼は 80 歳を超してはいるが足もとはまだしっかりしている.
• それはまだしばらくは起こるまい.
• まだしばらく牛肉の値段は下がらないでしょう.
• けがが軽かったのがまだしも救いだ.
• そんな屈辱に甘んじるくらいなら, まだしも死んだ方がいい.
• まだしもこの方がいい.
• なくした金が僕のだったからまだしもよかった.
• 飲んで陽気に騒ぐだけならまだしも, 器物を破壊するなんて許せない.
• 立法されるまではまだしばらくかかるだろう.