ブロック工法 (ぶろっくこうほう)
ダムのコンクリートの打設の際、コンクリート内部の温度応力によりクラックが発生することを防止するため、コンクリートダムを縦継目、横継目によっていくつかのブロックに分割してコンクリートを打設する工法。ブロックの大きさはダム軸方向には15m、上下流方向には40m程度とするのが一般的です。ブロックを型枠で形成し、ブロックごとにコンクリートを打設します。施工途中に各ブロックが柱状に立ち上がり、ブロック間で段差ができるので、柱状工法、柱状ブロック工法などといわれることもあるようです。 この工法は以前から用いられていた工法で、従来工法として分類されることがあります。ブロック間に5m〜10mの段差ができるので安全上問題があることやクレーンで打設するしか方法がないことなど制約があります。 |
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