ふつうのアルカリ金属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/20 07:13 UTC 版)
アルカリ金属は塩をつくることでよく知られている。食塩、すなわち塩化ナトリウム Na+Cl- は典型的なアルカリ金属の塩であり、アニオンとカチオンがバランスをとってイオン化合物の組成式を与えている。正電荷を持つカチオンをつくるために原子状ナトリウムから1つの電子が放出されると、安定な希ガスの電子配置になる、というのがこの現象への伝統的な説明である。アルカリドが発見されるまで、ナトリウムは常に1価のカチオンをつくると考えられていた。同じことが、他のアルカリ金属にも当てはまる。
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