のうみ (掃海艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/17 09:14 UTC 版)
のうみ | |
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就役し、JMU横浜事業所鶴見工場を出港する「のうみ」
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基本情報 | |
建造所 | JMU横浜事業所鶴見工場 |
運用者 | ![]() |
艦種 | 掃海艦 |
級名 | あわじ型 |
建造費 | 126億円 |
艦歴 | |
計画 | 令和2年度計画掃海艦 |
起工 | 2021年5月19日 |
進水 | 2023年10月24日 |
就役 | 2025年3月12日 |
要目 | |
基準排水量 | 690トン |
全長 | 67.0m |
最大幅 | 11.0m |
深さ | 5.2m |
吃水 | 2.7m |
機関 | ディーゼルエンジン × 2基 |
出力 | 2,200PS |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
速力 | 最大 14ノット(26㎞/h) |
乗員 | 約60名 |
兵装 | JM61-RFS 20mm機関砲 × 1門 |
レーダー | OPS-39H 対水上捜索用 光学式監視装置(レーザーレーダー) |
ソナー | OQQ-10-2 掃海艦ソーナーシステム ZQS-4 可変深度式機雷探知機 OZZ-4 機雷捜索用水中無人機(中型)REMUS600UUV |
その他 | 掃海装備 小型係維掃海具1型改 感応掃海具1型改 掃討装備 自走式機雷処分用弾薬(EMD) OXX-2 情報収集用ROV |
のうみ(ローマ字:JS Nōmi, MSO-307)は、海上自衛隊の掃海艦。あわじ型掃海艦の4番艦。艦名は広島県に属する能美島に由来する。この名を持つ日本の艦艇としては、旧海軍の御蔵型海防艦「能美」に次いで2代目[1]、海上自衛隊の艦艇としては、初の命名である[2]。
本記事は、本艦の艦暦について主に取り扱っているため、性能や装備等の概要についてはあわじ型掃海艦を参照されたい。
艦歴
「のうみ」は、令和2年度(2020年度)計画掃海艦307号艦として、JMU横浜事業所鶴見工場で2021年5月19日に起工され、2023年10月24日に命名・進水した[3]。艤装工事と海上公試を経て2025年3月12日に就役し[4]、掃海隊群第3掃海隊に編入され、呉に配備された[5]。
歴代艦長
代 | 氏名 | 在任期間 | 前職 | 後職 | 備考 |
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艤装員長 | |||||
- | 中嶋 誠 | 2023.10.24 - 2025.3.11 | のうみ艦長 | ||
艦長 | |||||
1 | 中嶋誠 | 2025.3.12 - | のうみ艤装員長 |
脚注
- ^ “海上自衛隊の最新鋭掃海艦「のうみ」が進水 艦名は東能美島・西能美島の総称である「能美」に由来(高橋浩祐) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2023年10月24日閲覧。
- ^ “3年ぶり! 最新掃海艦「のうみ」JMU横浜で進水 世界最大級のFRP船 海上自衛隊”. 乗りものニュース (2023年10月24日). 2023年10月24日閲覧。
- ^ 令和2年度計画掃海艦の命名式・進水式について
- ^ 掃海艦「のうみ」の引渡式・自衛艦旗授与式について 海上幕僚監部(2025年3月4日)
- ^ “最新の掃海艦「のうみ」就役 配備先は呉基地 海自より長い歴史を持つ日本の掃海部隊”. 高橋浩祐. Yahoo!ニュース. 2025年3月12日閲覧。
関連項目
外部リンク
- のうみ_(掃海艦)のページへのリンク