にさ35, 36
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/07 03:10 UTC 版)
「北海道炭礦鉄道の客車」の記事における「にさ35, 36」の解説
1896年(明治29年)手宮工場製で、1905年に三等車から改造されたグループである。そのため、屋根はすべてアーチ型となっており、前歴は「さ1」のグループであると推定される。1911年の称号規程制定では、5970形(フコロハ5970, 5971)となったが、1912年11月には樺太庁鉄道に貸し渡されて、栄町(後の豊原) - 大泊間の開業に使用された。正式な移籍は1913年(大正2年)である。樺太庁鉄道では、フコロハ1, 2となり、後に1は各室の境にトイレと洗面所が設置されたため定員が減少し、後年の改番では210形(フコロハ210)、2は212形(フコロハ212)となった。
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