なりきりチェス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 04:16 UTC 版)
「ザ・ドラえもんズのひみつ道具」の記事における「なりきりチェス」の解説
なりきりチェスは、『王の倒し方』(スペシャル12巻)に登場。 ドラ・ザ・キッドの道具。チェスの箱のようだが、スイッチを入れると周囲の人間が特殊空間によるゲーム世界へと転送され、その者たちがチェスの駒(騎士、僧侶、城兵など)としての人物となって戦い合う。 しかし実は、脳に直接作用するゲームで、現実感が強すぎるためにゲームの痛みを実際の痛みとして感じ、挙句にはショック死する人も出たために22世紀では発売禁止になったという。 さらにはチェス同様に「王」の命令は絶対のため、たとえ現実世界では仲間や友達であっても、ゲーム世界で敵同士の駒になると、互いに戦い合わなければならなくなる。そしてどちらかの「王」が倒れない限り、ゲームは終わることはない。しかもどちらの王も残忍な性格であり、負けた側の駒を処刑する事がある。作中では、のび太がトッカエバーで互いの王を入れ替え、ゲームを中止させる事で難を逃れた。
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