とどヶ崎とは? わかりやすく解説

とど‐が‐さき【魹ヶ崎】

読み方:とどがさき

岩手県東部重茂(おもえ)半島の岬。宮古(みやこ)市に属し本州の最東端


魹ヶ崎

(とどヶ崎 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 05:57 UTC 版)

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魹ヶ崎
本州最東端の碑と灯台

魹ヶ崎魹ヶ埼、とどがさき)は、岩手県宮古市重茂半島にある本州最東端のである。

概要

「岬」という語から通常連想される尖った地形では無く、緩やかな曲線の海岸地形である。には魹ヶ埼灯台があり、背後には標高464.3 mの魹山がある。この地域を含む岩手県の海岸線一帯は、三陸復興国立公園に指定されている。

車道は開通しておらず、通常は姉吉キャンプ場付近から陸中海岸自然歩道を3.8 km、約1時間歩いて到達する。付近の岩磯には渡船でやってきた釣り人も多い。

魹ヶ埼灯台

魹ヶ埼灯台(とどがさきとうだい)は、1902年明治35年)3月1日に初点灯した魹ヶ崎に位置する灯台。魹ヶ埼大根照射灯が付属する。

名称

「魹ヶ崎」の「崎」について、地元では昔から土偏の「埼」を使っているとの訴えがあり、国道45号にある案内標識などは設置当初「崎」だったものが「埼」に直されている。しかし、国土地理院の地図上では修正されていない。

宮古市では地名は国土地理院に従って「魹ヶ崎(とどヶ崎)」、灯台の名前は海上保安庁に従って「魹ヶ埼(トドヶ埼)灯台」で統一しているようである。灯台の名前は「観音埼灯台神奈川県)」「尻屋埼灯台青森県)」「大王埼灯台三重県)」など土偏の「埼」のものがほとんど。漢字の意味としては「崎」は「地形」を表すため、その周辺地域の「地名」として住所などに使用される事が多く、一方の「埼」は「地点」を表すため、岬やそこに立つ灯台などの「名前」として使用される事が多い。

魹ヶ崎が登場する作品

音楽

参考文献

関連項目

外部リンク

座標: 北緯39度32分52.6秒 東経142度4分20.7秒 / 北緯39.547944度 東経142.072417度 / 39.547944; 142.072417




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