とかや

デジタル大辞泉

と‐か‐や

［連語］《格助詞「と」＋係助詞「か」＋間投助詞「や」》

１ 他から伝え聞くなど、不確かであることを表す。

㋐文中用法。…とかいう物・事・人・所の意を表す。

「一言芳談—名づけたる草子を見侍りしに」〈徒然・九八〉

㋑文末用法。…とかいうことだ。

「近き世にぼろんじ、梵字、漢字など云ひける者、その始めなりける—」〈徒然・一一五〉

２ 断定を避け、詠嘆の意を添える。

「逆縁（＝通リスガリノ縁）ながら弔(と)ふ—」〈謡・笠卒都婆〉

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「とかや」の例文・使い方・用例・文例

• 私にはなんとかやりこなせる自信がある
• 私はその仕事を自分で何とかやりこなした
• 私のことは心配いらない．彼女がいなくてもなんとかやれるさ
• 食料の供給が不十分であれば，それなしでもなんとかやっていく
• 私は何とかやっていけている。
• なんとかやっている
• 私も毎日、それなりに何とかやっています。
• 僕は少ない収入でなんとかやっていかなければならない。
• 私はわずかな給料で何とかやっております。
• 確約は出来ないけど、何とかやってみましょう。
• 我々の収入は少ないが、なんとかやっています。
• やっぱり何とかやってのけたね。
• そんなにお金が無くても、なんとかやっていけるでしょう。
• ジョンは何とかやっていた。
• これで我々の事業も何とかやっていける。
• たくさんの仕事をなんとかやり遂げる.
• 都会で暮らすなら(一人で)何とかやりくりしなければならないだろう.
• 会うは別れの始めとかや.
• 登山者は足を滑らしたが, なんとかやっと岩場に取りついた.
• 何とかやってみたまえ.