ちょんがれ「鬼神のお松」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/12 05:39 UTC 版)
「鬼神のお松」の記事における「ちょんがれ「鬼神のお松」」の解説
ちょんがれで語られるお松は、奥州笠松峠を根城とする若き女盗賊で、美貌をもって旅人を欺き殺しては金品を奪っていた。武士夏目四郎三郎は、道中、お松に輔され、お松を背負って谷川を渡りはじめたが、川の中でお松に刺し殺される。四郎三郎の息子千太郎(仙太郎)は、父の敵討を志して笠松峠に乗り込み、父の魂瞬の加勢を得てお松を討ち果たす。浄瑠璃や歌舞伎はこのちょんがれの鬼神のお松をもとに、さまざまに変化させ創作している。
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