地中連続壁 (ちちゅうれんぞくへき)
地中に連続した溝状の穴を掘削し、この中に鉄筋コンクリートなどを打設して連続した壁を築造すること。ダムでは、基礎地盤などの遮水のために通常グラウチングが用いられるが、条件によっては地中連続壁を築造することがあります。 ダム建設現場で用いられる地中連続壁の工法には大きく分けて、直径60cm程度のコンクリート杭を並べる柱列杭工法と幅64cm程度横3m〜7.5mの壁を構築していく水平多軸工法があります。前者は地質が固かったり転石が多い時に用いられっます。後者は砂質の層や転石が比較的少ない場合に用いられます。水平多軸工法は柱列杭工法に比べて継ぎ目が圧倒的に少ないので止水性に優れる特徴も持っています。(→日本のダム:地中連続壁) |
地中連続壁と同じ種類の言葉
壁に関連する言葉 | 堤趾導流壁(ていしどうりゅうへき) 隔壁(かくへき) 地中連続壁(ちちゅうれんぞくへき) 御壁(おかべ) こうがい |
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