たーびだいと

デジタル大辞泉

タービダイト【turbidite】

読み方：たーびだいと

大陸棚の斜面で発生した乱泥流が運んだ砂や泥の堆積物。海底谷を下り、海底扇状地を形成する。一般に級化層理が発達し、砂岩層と泥岩層が互いに重なり合う。

石油/天然ガス用語辞典

タービダイト

読み方： たーびだいと
【英】: turbidite

混濁流により、水深の深い所に運ばれ、堆積｛たいせき｝した主に陸源の堆積物。それは、級化成層が発達すること、堆積の下底面に堆積時の水底が水流によって侵食された跡（ソールマーク）が見られること、中程度のとうた（淘汰）度であることなどで特徴付けられる。またそれは地向斜堆積物（特にフリッシュ堆積物）を代表する。タービダイト性といえば、河川性、デルタ性などに対し、供給地からより遠方に運ばれ、より深海性であるという意味あいを含んでいる。