たくあん / 九十九 多九郎(つくも たくろう)
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「たくあんとバツの日常閻魔帳」の記事における「たくあん / 九十九 多九郎(つくも たくろう)」の解説
本作の主人公で、三途北高校一年三組。一人称は「僕」。何気ない平凡な日常を尊んでおり、「食卓を幸せにしているのはたまのステーキではなくいつものたくあん」という持論を持っているが、それをうっかり全校集会で熱弁してしまったために「たくあん」というあだ名が定着してしまう。ぼーっとした冷めた性格だが自他問わず日常を大切にしたいという気持ちは非常に強く、その日常を失ってしまった妭にもそれを提供できないかと考えている。あだ名としては嫌がってはいるものの食べ物としてのたくあん自体は好物であり、自分で漬けるほどのこだわりを持つ。たくあんがここまで日常に執着するようになった背景には、2年前に唯一の肉親である母親を鬼ノ怪に取り憑かれた何者か殺害された件があり、日常を失ったことでその重さを強く自覚したため。同時に犯人、ひいては日常を破壊する悪意を強く憎悪しており、そこに鬼ノ怪に付け込まれ、取り憑かれてしまっている。そのことを知った妭によって保護観察処分と称してその獄卒になった。
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