衆議院の選挙制度(しゅうぎいんのせんきょせいど)
衆議院では、比例区と小選挙区が併用されている。2000年に成立した定数削減法により、比例区から20人減らされて180人、小選挙区から300人の計480人になる。
小選挙区では選挙区から最多数の票を得た候補者だけが当選する。もう一方の比例代表区制は、政党の得票数に応じて当選者を決める選挙制度である。
小選挙区は大政党に有利な選挙制度である。どうしても、大政党から当選者がで出やすくなる。対して、比例代表制は、小政党にも当選のチャンスが高い選挙形式である。
自由党の小沢党首が特に<比例区削減>を望んでいた。自民党と自由党が連立していたころ、小沢氏は「比例区削減ができないなら連立を解消する」と自民党に圧力をかけたりした。
(2000.01.31更新)
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